ヘーデンボルク 直樹

Naoki Hedenborg

ヘーデンボルク 直樹

オーストリア・ザルツブルク出身。12歳でモーツァルテウム管弦楽団との共演でソロ・デビュー。13歳からハインリッヒ・シフの下で研鑽を積む。1993年「若い音楽家のための国際チェロコンクール」(伊)優勝、1995年「第2回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」(仙台)銀メダル等。2003年バイエルン放送室内管弦楽団とのハイドンのチェロ協奏曲でウィーン楽友協会大ホールにデビュー。2007年にはアイゼナハ歌劇場(独)のソリスト・イン・レジデンスを務め、音楽総監督の阪哲朗と共に演奏を行った。ウィーン・トーンキュンスラー管弦楽団首席チェロ奏者を経て、2011年にウィーン国立歌劇場管弦楽団入団、2014年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団正式団員として活躍。室内楽奏者としての定評も高く、アンサンブル・ラロの他、兄・和樹(Vn)と弟・洋(Pf)とのへーデンボルク・トリオや、ウィーンフィルのメンバーと組む弦楽四重奏団ニコライ・カルテットのチェリストとしても積極的に活動している。2006年より神戸国際芸術祭の音楽顧問を務める。