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アンサンブル・ラロ

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2004年に結成。ヨーロッパで活躍する若手演奏家たちによるピアノ四重奏団として、ヨーロッパにおける室内楽の豊かな伝統と、革新的なアプローチを統合することを目指している。結成以来、ヨーロッパ各地の音楽祭を中心に活躍し、大成功を収めている。中でもバイエルン・ラジオで収録された演奏は、NHKのほか世界各地で放送された。2009年にウィーン・コンツェルトハウス、2010年と2021年にカーネギーホールなどにも招聘され、優れたアンサンブル能力に高い評価を得ている。また日本では2006年より12年間、神戸国際芸術祭にレジデンス・アーティストとして毎年出演し、神戸市室内管弦楽団とも多数共演した。このほか滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールや六花亭のふきのとうホール(札幌)、サントリーホールのチェンバー・ミュージックガーデン(東京)など、日本各地の音楽ホールの主催事業に招聘された。これまでに9枚のCDをリリースしている。

Diana Ketler

ダイアナ ケトラー

ラトヴィア・リガ出身。11歳でラトヴィア国立交響楽団(ヴァシリー・シナイスキー指揮)との共演でソロ・デビューを果たす。モーツァルテウム音楽院、ロンドン・ロイヤルアカデミーを最優秀で卒業し、2003年には同アカデミー最高名誉賞を受賞。2004年よりキームガウ音楽祭(独)の芸術監督を務めるほか、樫本大進、川畠成道ら日本人演奏家との共演も多く、2007年に遠藤真理とCD録音(エイベックス)も行っている。2008年にはラトビア政府から功績を称えられて表彰を受ける。ロンドン・ロイヤルアカデミー、デュッセルドルフ・ロベルトシューマン・音楽院の教授を経て、現在ジュネーブ州立高等音楽院、及びロンドン・ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの教授を勤める。各地でマスタークラスを開催し、指導者としての評価も高い。ロンドン在住。

Alexander Sitkovetsky

アレクサンダー シトコヴェツキー

ロシア・モスクワ出身。8歳でソロ・デビューし、ユーディ・メニューインに見出される。同年メニューイン音楽院に迎えられ、氏と度々共演した。現在ソリストとして世界各地のオーケストラからオファーが絶えない。室内楽の演奏活動にも積極的で、2011年にシトコヴェツキー・ピアノ・トリオを結成し、同年「プレミオ・トリオ・ディ・トリエステ国際室内楽コンクール」(伊)優勝。2014年にBISレコードからトリオのデビューアルバムがリリースされた。リンカーン・センター(米)のプログラム“Chamber Music Society Two”やユリア・フィッシャーのプロジェクトなどに参加するほか、樫本大進が芸術監督を務める赤穂国際音楽祭ル・ポンにも度々出演。マンチェスターの王立ノーザン音楽大学、ロンドン・ロイヤルアカデミーの教授を経て、現在米国テキサス州ダラスのメドウズ芸術学校教授。チューリッヒ芸術大学でも教鞭を取る。2023-2024年シーズンよりポーランドのNFMレオポディウムオーケストラの芸術監督も務める。米国在住。

Razvan Popovici

ラズヴァン ポポヴィッチ

ルーマニア・ブカレスト出身。モーツァルテウム音楽院、パリ音楽院、フライブルク音楽大学を最優秀で卒業。シャンゼリゼ劇場(仏)、ケルン・フィルハーモニー(独)、バーデン・バーデン祝祭劇場(独)にソリストとして、また数々のヨーロッパのオーケストラに客演首席奏者として出演。近年は質の高い室内楽の普及に取り組み、2004年よりキームガウ音楽祭(独)の総合監督、2006年よりブカレスト「SoNoRo」音楽祭の芸術監督を務める。コンサートのプロデュース能力やマスタークラスでの指導力にも優れ、世界各地の多くの音楽家たちから篤い信頼を得ている。2023年よりアントワープ王立音楽院教授を勤める。ルーマニア・ブカレスト在住。

Naoki Hedenborg

ヘーデンボルク 直樹

オーストリア・ザルツブルク出身。12歳でモーツァルテウム管弦楽団との共演でソロ・デビュー。13歳からハインリッヒ・シフの下で研鑽を積む。1993年「若い音楽家のための国際チェロコンクール」(伊)優勝、1995年「第2回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール」(仙台)銀メダル等。2003年バイエルン放送室内管弦楽団とのハイドンのチェロ協奏曲でウィーン楽友協会大ホールにデビュー。2007年にはアイゼナハ歌劇場(独)のソリスト・イン・レジデンスを務め、音楽総監督の阪哲朗(現:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール芸術監督)と共に演奏を行った。ウィーン・トーンキュンスラー管弦楽団首席チェロ奏者を経て、2011年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団、2014年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の正団員となる。2006年より2018年まで神戸国際芸術祭の音楽顧問を12年間務めた。2017年からは兄・和樹、弟・洋とへーデンボルク・トリオを結成し、サントリー・チェンバーミュージック・ガーデン等、定期的に日本でも演奏活動を行なっている。また近年は元日にNHKで放映されるウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートの解説を度々務めている。ウィーン在住。